コツコツと、最短合格!!
どうも、こんにちは。 ローラボの上野です。
今日は、予備試験の学習管理コーチングという考え方と、個別指導を学習管理にも使う場合についてお話しします。
このようなご相談をいただくことがあります。
予備試験は、やることが多い試験です。短答、論文、口述。科目も多く、基本書、講義、短答過去問、論文過去問、答練、添削と、選択肢もたくさんあります。
だからこそ、勉強量だけで押し切ろうとすると、途中で苦しくなります。
先に結論を言うと、学習管理コーチングは、予定表をきれいに作るためのものではありません。今の答案や学習状況を見て、次に何を優先するかを決めるためのものです。
ここでいう学習管理コーチングは、「予定表だけを管理してもらう」という意味ではありません。少なくとも司法試験・予備試験では、答案、過去問、復習範囲と切り離して考えると、かなり弱くなります。
ただし、全員に必要なわけではありません。法律の全体像をまだ学んでいない段階なら、まずは基本講義や入門書で土台を作る方が先です。
一方で、過去問や短い答案を書いているのに、毎回同じところで止まる。添削コメントは読めるのに、次の1週間で何を直すか決められない。この状態なら、学習管理コーチングや個別指導を使う意味があります。
今日は、予備試験の学習管理コーチングを検討している方向けに、答案添削との違い、計画が崩れやすい場面、社会人や独学受験生の1週間の回し方、ローラボの個別指導で確認できることを整理します。
まず結論:学習管理コーチングは何をする時間か
予備試験の学習管理コーチングは、勉強予定を細かく管理してもらうだけの時間ではありません。
本当に大事なのは、次の3つです。
- 今の学習状況を整理する
- 優先順位を決める
- 次回までにやる答案・復習範囲を絞る
予備試験の勉強で苦しくなる人は、努力していないわけではありません。むしろ、真面目にいろいろ手を出していることが多いです。
短答過去問を回す。論証集を読む。基本書を確認する。予備校講義を聞き直す。論文過去問も解く。答練も受ける。
これ自体は悪くありません。
ただ、全部を同じ力でやろうとすると、どこかで崩れます。
たとえば、民法の論文過去問を書いた後に、あてはめが薄いと指摘されたとします。
このとき、ただ民法の基本書を広く読み直すだけでは、次の答案はあまり変わりません。必要なのは、「どの要件で事実を使えていないのか」「次に似た問題が出たとき、どの順番で書くのか」「今週は何を解き直すのか」を決めることです。
学習管理コーチングは、このように勉強を答案に戻すための時間だと考えてください。
答案添削との違いと、個別指導で扱う範囲
学習管理コーチング、答案添削、個別指導は、名前が似ていますが役割が違います。
ただし、司法試験・予備試験では、これらを完全に別々のものとして考えすぎない方がよいです。計画だけを作っても、答案が変わらなければ意味がありません。答案だけ添削しても、次の1週間で何を直すか決まらなければ、また同じ答案を書いてしまいます。
| 方法 | 主に見るもの | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 学習管理コーチング | 学習計画、優先順位、次回までの課題 | 何から手をつけるか迷いやすい人 | 予定表だけで終わると、答案が変わりにくいです |
| 答案添削 | 書いた答案へのコメント | 答案を書ける段階に入り、客観的な評価が欲しい人 | コメントを読んだ後の直し方は自分で決める必要があります |
| 個別指導 | 答案、弱点、復習範囲、学習計画 | コメントを次の答案にどう反映するかまで確認したい人 | 目的を決めずに受けると、相談だけで終わりやすいです |
答案添削は、書いた答案に対するコメントが中心です。自分でコメントを読み、復習し、次の答案に反映できる人には、とても使いやすい方法です。
一方で、学習管理コーチングは、答案そのものよりも、学習の優先順位やペースを整理する色合いが強くなります。
個別指導は、その中間というより、答案を材料にしながら、学習管理まで一緒に扱える方法です。答案のどこが弱いのか、なぜその書き方になったのか、次回までに何を直すのかをその場で確認できます。
答案へのコメントを中心に受けたい場合は、司法試験・予備試験の過去問添削が合うことがあります。
コメントを読んでも次の答案で何を変えるか分からない場合は、学習管理だけを見るのではなく、答案と復習計画を一緒に確認できる指導かどうかを見てください。
計画が崩れる3つの場面
予備試験で学習管理が必要になりやすいのは、単に「やる気が出ない」ときではありません。
むしろ、勉強しているのに計画が崩れるときです。
よくあるのは、次の3つです。
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講義を聞き直しているのに、答案に戻れない 分からないところがあるたびに講義へ戻ると、安心はします。ただ、論文対策では、講義を聞き直した後に答案へ戻らなければ力がつきません。学習管理で決めるべきなのは、「どの講義を見るか」だけでなく、「見た後にどの問題を書き直すか」です。
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添削後の復習が重くなりすぎる 添削コメントが多いと、全部を直したくなります。しかし、1通の答案で全部を直そうとすると、次の答案を書く前に疲れてしまいます。まずは、次の1通で直す点を1つか2つに絞る方が現実的です。
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週の途中で予定が崩れた後、戻し方が分からない 社会人や学生の方は、予定通りに進まない週が出てきます。ここで大事なのは、遅れた分を全部取り戻そうとしないことです。次の答案に必要な範囲だけを残し、それ以外はいったん後ろへ回す判断も必要です。
私が思うに、予備試験の学習管理で一番大事なのは、次に書く答案を決めることです。
「今週は民法を頑張る」では、まだ広すぎます。
「民法の令和○年の設問1をもう一度書き、要件ごとに事実を拾う練習をする」
このくらいまで落とし込むと、次の1週間の行動が変わります。
まだ急がなくてよい人
反対に、まだ学習管理コーチングを急がなくてよい人もいます。
たとえば、次のような段階です。
| 状態 | まずやること |
|---|---|
| 法律の全体像をまだ学んでいない | 基本講義や入門書で、各科目の大枠をつかむ |
| 短答過去問をほとんど解いたことがない | 短答の基本問題で、条文と知識の穴を確認する |
| 論文答案を一度も書いたことがない | 短い問題でよいので、まず1通書いてみる |
| 教材選びから全部任せたい | いま使っている教材、勉強時間、受験予定年度を整理する |
学習管理コーチングは、何も材料がない状態よりも、答案や学習記録がある方が具体的になります。
まだ答案を書いたことがないなら、最初から長期のコーチングを申し込むより、まず短い答案を1通書いてみてください。
答案があれば、話が一気に具体的になります。
「知識不足」なのか、「答案構成で止まっている」のか、「事実の使い方が弱い」のか、「時間配分が崩れている」のかが見えます。
答案添削だけで足りる人・足りない人
答案添削だけで足りる人もいます。
それは、添削コメントを読んで、自分で次の答案に反映できる人です。
たとえば、「事実の評価が足りない」と指摘されたときに、問題文の事実を拾い、その事実がどの要件との関係で意味を持つのかを書き直せる人です。
このタイプの方は、毎回個別指導を受けなくても、節目ごとに答案添削を受けるだけで方向修正できることがあります。
一方で、答案添削だけでは足りない人もいます。
コメントの意味は分かるのに、次の答案で手が止まる人です。
「あてはめが薄い」と言われる。
「論点主義になっている」と言われる。
「時間配分が悪い」と言われる。
でも、次にどの科目をどれくらい書き直すか、どの問題を復習するか、答案構成のどこを変えるかが決まらない。
この状態なら、添削結果を読んで終わりにせず、その答案を材料にして、学習計画まで見直した方がよいです。
社会人・独学受験生の1週間の回し方
社会人や独学受験生は、学習管理との相性がよいことがあります。
理由は、時間が限られているからです。
時間が限られている人ほど、「全部やる」という作戦は苦しくなります。平日夜に1時間、休日に数時間しか取れないなら、その時間で何を書くか、何を復習するかを絞る必要があります。
たとえば、社会人なら、1週間を次のように切ると現実的です。
| タイミング | 決めること |
|---|---|
| 週の最初 | 今週書く答案を1通決める |
| 平日夜 | その答案に関係する条文・論点・短答知識だけ確認する |
| 休日 | 答案を書く。書けなければ答案構成だけでも作る |
| 添削後 | コメントを全部直そうとせず、次の答案で直す点を1つか2つ選ぶ |
| 次の週 | 同じ科目を続けるか、別科目へ移るかを決める |
ここで大事なのは、毎日を完璧にこなすことではありません。
週の最後に、答案か答案構成が1つ残っていることです。
独学受験生の場合は、教材を増やす前に、いま使っている教材をどう回すかを確認した方がよいです。
新しい教材を買うと、少し安心します。
でも、答案は変わらないことがあります。
私なら、独学で迷っている方には、まず次の3つを確認します。
- 直近で書いた答案
- いま使っている基本書・問題集
- 1週間に使える現実的な勉強時間
この3つが分かると、「次に何をやるべきか」がかなり決めやすくなります。
ローラボの個別指導で確認できること
ローラボの司法試験・予備試験向け個別指導は、オンラインの1対1形式です。
基本の流れは、事前課題に取り組み、授業で答案や関連知識を確認し、授業後に復習・解き直しへつなげる形です。
ローラボでは、学習管理だけを切り離すのではなく、個別指導の中で答案や過去問を材料にして、次のようなことを確認できます。
- どの科目を優先するか
- 次回までにどの答案を書くか
- 添削コメントをどう復習するか
- 答案構成で止まる原因はどこか
- あてはめが薄くなる原因はどこか
- 仕事や学校と両立する場合、どこまで課題を絞るか
授業内では、日々の学習に関する質問や悩み相談もできます。学習管理の相談をしたい場合でも、答案や学習状況を持ってきていただく方が、話は具体的になります。
ただし、ローラボの個別指導も、受けるだけで自動的に伸びるものではありません。
事前に答案を書く。授業で原因を確認する。授業後に解き直す。この流れを作ることが大事です。
ローラボの個別指導の内容・講師・料金は、サービスページで確認できます。
司法試験・予備試験の個別指導(1対1オンライン)を見る
相談前に用意しておくもの
学習管理コーチングや個別指導を相談する前に、次のものを整理しておくと、初回から話が具体的になります。
- 直近で書いた答案
- 添削を受けたことがある場合は、そのコメント
- いま使っている教材
- 受験予定年度
- 1週間に使える勉強時間
- 苦手科目
- 直近1か月で進めた範囲
- 何に一番困っているか
特に大事なのは、直近答案です。
答案があれば、学習管理はかなり具体的になります。反対に、答案がない状態だと、どうしても一般論になりやすいです。
そして、相談するときは「何をすればいいですか」と丸ごと聞くより、次のように持ってきていただくと話が早いです。
ここまで材料があると、計画がただの予定表ではなく、答案を変えるための計画になります。
よくある質問
予備試験の学習管理コーチングはいつから必要ですか?
短い答案や過去問演習に入った後、何を優先すべきか自分で決められなくなったときが一つの目安です。法律の全体像をまだ学んでいない段階では、まず基本講義や入門書で土台を作る方が先です。
答案添削だけでは足りませんか?
添削コメントを読んで次の答案に反映できる人は、添削だけでも進められます。コメントの意味は分かるのに、次に何を書くか、何を復習するかで手が止まる人は、学習管理や個別指導で方向を整理しやすくなります。
社会人でも学習管理コーチングは使えますか?
使えます。社会人の場合は、勉強量を増やすことよりも、提出する答案、復習する範囲、次回までの課題を絞ることが大事です。限られた時間で何を捨て、何を残すかを整理する使い方が向いています。
個別指導と学習管理コーチングは何が違いますか?
学習管理コーチングは計画や優先順位の整理が中心です。ローラボでは、学習管理だけを切り離すのではなく、個別指導の中で答案や過去問を材料にして、具体的な書き方、弱点、復習範囲まで一緒に確認する使い方ができます。
最後に
予備試験の勉強で大事なのは、予定をきれいに作ることではありません。
次の答案で、何を一つ変えるかです。
学習管理の相談も、個別指導も、答案添削も、そのための道具です。
自分でコメントを読んで直せるなら、答案添削だけでも進められます。
一方で、コメントを読んでも次の行動が決まらないなら、答案と学習計画を一緒に見直す時間を作った方がよいです。
焦って全部を増やさなくて大丈夫です。
まずは、直近答案を1通用意して、次の1週間で何を直すかを決めましょう。
それでは、今日も最後に一言!
今日も、コツコツと最短合格!!
では、また別の記事でお会いしましょう! 最後までお読みいただきありがとうございました。