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個別指導

司法試験・予備試験の個別指導は必要?添削・予備校との違いと選び方

カテゴリ 個別指導
公開日 2026/05/09
著者 上野 塾長

コツコツと、最短合格!!

どうも、こんにちは。 ローラボの上野です。

今日は、司法試験・予備試験の個別指導についてお話しします。

司法試験や予備試験の個別指導は、やはり受けた方がいいのでしょうか。予備校や答案添削との違いもよく分かりません。自分に必要なのか、どう判断すればよいでしょうか。

このようなご相談をいただくことがあります。

司法試験・予備試験の個別指導は、講義をもう一つ増やすためのものではありません。自分の答案を見てもらい、次に何を直すかを決めるための時間です。

先に結論を言うと、個別指導は全員に必要ではありません。法律の全体像をまだ学んでいない段階なら、まずは基本講義や入門書で土台を作る方が先です。

ただ、過去問や答練を書いているのに毎回同じ指摘を受けるなら話は別です。「あてはめが薄い」「答案構成がずれる」「時間が足りない」と言われ続けているのに、何を変えればよいか分からない。この状態で教材を増やしても、同じ癖のまま量だけが増えます。

今日は、司法試験・予備試験の個別指導を検討している方向けに、独学・予備校・答案添削との違い、失敗しない選び方、ローラボの1対1オンライン個別指導の使い方を整理します。

まず結論:個別指導が必要になるタイミング

司法試験・予備試験の個別指導が必要になるのは、知識が少ないときではなく、答案を書いた後に自分で修正点を特定できないときです。

たとえば、次のような状態なら検討する価値があります。

  • 論点は分かるのに、事実の使い方が弱いと言われる
  • 答案構成に時間を使いすぎて、最後まで書き切れない
  • 添削コメントを読んでも、次の答案で何を変えるか分からない
  • 予備校の講義は受けたが、過去問演習に入ると手が止まる
  • 社会人・学生で時間が限られ、優先順位を絞る必要がある
  • 独学で続けているが、勉強の方向が合っているか不安が残る

個別指導で見るべきなのは、「理解しているか」だけではありません。答案では、条文・判例・論証を知っているだけでは足りません。問題文の事実を拾い、規範のどこに当てるのかを言葉にし、配点の厚いところに時間を使う必要があります。

よくあるのは、本人は一生懸命に書いているのに、採点者から見ると事実の羅列に見える答案です。

たとえば「Aは強く抗議している」と書くだけでは、答案上の評価になりません。その事実が、どの要件を満たす方向に働くのか、反対事情と比べてどれだけ重いのかまで書く必要があります。

このズレは、講義をもう一周しても見えにくい部分です。答案そのものを見てもらい、「次の1通で直すこと」を決める。個別指導の価値はそこにあります。

独学・予備校・答案添削・個別指導の違い

司法試験・予備試験対策には、独学、予備校、答案添削、個別指導があります。

どれが一番よいというより、役割が違います。

学習方法 向いている人 強み 注意点
独学 自分で教材を選び、計画を守れる人 費用を抑えやすく、自分のペースで進められる 答案評価と優先順位を自分で判断する必要がある
予備校講義 初学者、体系的に全体像を学びたい人 カリキュラムと教材がまとまっている 受講が受け身になると、答案の個別課題が残りやすい
答案添削 答案を書ける段階に入り、客観的な評価が欲しい人 具体的な答案にコメントをもらえる コメントを読んだ後の直し方を自分で決める必要がある
個別指導 答案・学習計画・弱点を一緒に見直したい人 その場で質問しながら、次に直す一点を決めやすい 目的を決めずに受けると、相談だけで終わりやすい

特に論文式試験では、答案添削と個別指導を混同しない方がよいです。添削は「書いた答案へのコメント」が中心です。個別指導は、そのコメントを踏まえて、なぜその答案になったのか、次にどの書き方へ変えるのかまで扱います。

添削だけで伸びる人は、コメントを読んで次の答案に反映できます。個別指導が向いている人は、コメントを読んでも「で、次に何を直せばいいのか」が残る人です。

答案へのコメントを中心に受けたい場合は、司法試験・予備試験の過去問添削の方が合うこともあります。個別指導は、その添削結果をもとに、答案の直し方や次回までの学習計画まで一緒に整理したい場合に使いやすい方法です。

司法試験・予備試験の個別指導の選び方

司法試験や予備試験の個別指導を探すと、料金、講師実績、質問対応、進捗管理、添削量、合格者の声を前面に出しているサービスが多くあります。

もちろん料金は大事です。ただ、料金だけで決めてしまうと、「安かったけれど、結局何を直せばいいのか分からなかった」ということになりかねません。

私なら、次の順番で見ます。

  1. 答案を事前に見てもらえるか その場の質問対応だけだと、答案の癖までは見えにくくなります。論文対策なら、答案を出してから授業を受ける設計かを確認してください。

  2. 講師が何を見てくれるか 知識の確認だけなのか、答案構成、事実の使い方、時間配分、復習計画まで見るのかで、授業の価値は変わります。

  3. 授業後に何をするかが決まるか いい授業を受けても、翌日からの復習が曖昧だと伸びません。授業後の解き直し、復習範囲、次回までの課題が決まるかを見ます。

  4. 同じ講師が継続して見てくれるか 毎回担当が変わると、答案の癖や学習状況の変化を追いにくいことがあります。一貫して見てもらえるか、少なくとも引き継ぎがあるかは重要です。

  5. 料金と頻度が現実的か 高い講座を短期間だけ受けるより、月1回でも継続して答案を直す方が合う人もいます。費用は「1回の安さ」ではなく、「答案を何通直せるか」「何週間続けられるか」で見てください。

  6. 社会人・学生の予定に合わせられるか 仕事や大学と並行する場合、オンライン完結、固定曜日、答案提出のしやすさはかなり大事です。続けられない設計は、内容がよくても途中で止まります。

料金を見る前に確認したい比較軸

個別指導を探していると、どうしても1時間あたりの料金に目が行きます。

もちろん料金は大事です。ただ、私が相談を受けるなら、まず「その1時間の前後に何が含まれているか」を確認します。

比較する項目 見るべきポイント
1時間あたりの料金 税込か、延長料金があるか、初回相談や体験の扱いはどうか
答案の事前確認 授業前に答案を見てもらえるか、その場で初めて読む形か
授業後のフォロー 解き直し、復習範囲、次回までの課題が残るか
講師の継続性 同じ講師が答案の変化を追えるか、担当が変わる場合の引き継ぎがあるか
添削との違い コメントだけなのか、コメントをもとに答案の直し方まで一緒に確認するのか

たとえば、1時間の料金が安く見えても、答案を事前に見てもらえず、その場の質問だけで終わるなら、論文対策としては弱くなることがあります。

逆に、料金だけを見ると高く感じても、授業前に答案を確認し、授業中に原因を整理し、授業後に解き直しまで決められるなら、1回の密度は変わります。

ですので、料金を見るときは「安いか高いか」だけでなく、答案を1通どう変える設計になっているかを見てください。

ローラボの個別指導の料金や授業の流れを確認したい方は、こちらのページで確認できます。
司法試験・予備試験の個別指導(1対1オンライン)の詳細を見る

個別指導が向いている人・まだ不要な人

ここは、はっきり分けて考えた方がよいです。

個別指導は、受ければ自動的に伸びるものではありません。答案や学習状況を材料にして、何を直すかを決めるための時間です。

状態 個別指導との相性
過去問や答練を書いているが、毎回同じ指摘を受ける 向いています。答案の癖を具体的に直しやすい段階です。
添削コメントの意味は分かるが、次の答案で何を変えるか分からない 向いています。コメントを答案の修正行動に落とす必要があります。
予備校講義は進んだが、演習に入ると手が止まる 向いています。知識と答案作成の間にあるズレを確認できます。
社会人で勉強時間が限られ、優先順位を絞りたい 向いています。科目・答案・復習範囲を絞る使い方ができます。
法律の全体像をまだ学んでいない まだ不要なことがあります。まず基本講義や入門書で土台を作る方が先です。
答案を一度も書いたことがない すぐに長期受講を決めるより、短い答案を一度書いてから相談する方が具体的です。
教材選びから全部を丸投げしたい 向きません。自分の答案、使っている教材、学習時間を出すほど指導は具体的になります。

私なら、まず直近答案を1通用意してから相談します。

答案があると、「知識が足りない」のか、「事実の使い方が弱い」のか、「時間配分が崩れている」のかが見えやすいからです。

個別指導を受けるか迷うときは、「いまの自分の答案を見せられるか」で考えてみてください。見せる答案があるなら、かなり具体的な相談になります。まだ答案がないなら、まず短い問題を1通書いてみるところから始めましょう。

月1回・短期集中・社会人の使い分け

「個別指導は毎週受けないと意味がないですか」と聞かれることがあります。

答えは、目的によります。

使い方 向いている状態 見るべきこと
月1回 独学や予備校を続けながら、方向修正だけしたい 学習計画、答案の癖、次の1か月で書く過去問
月2回 論文演習に入り、答案の改善サイクルを作りたい 添削後の解き直し、科目ごとの優先順位
週1回 直前期、または答案作成を一気に立て直したい 起案量、時間配分、弱点科目の集中修正
単発相談 受講前に現在地を確認したい 直近答案、受験予定年度、勉強に使える時間

社会人の場合は、最初から無理に回数を増やすより、まず月1回で「書く答案」と「復習する範囲」を固定する方が続きやすいです。逆に、直前期に答案の型が崩れているなら、短期集中で週1回ペースにする方が向いています。

初学者の場合は、答案を書いた経験がまだないなら、個別指導だけで全部を解決しようとしない方がよいです。短い答案でもよいので、まず一度答案を書いてみる。その答案を材料にして初めて、個別指導の時間が具体的になります。

個別指導で失敗しやすい使い方

個別指導で一番もったいないのは、「分からないところを聞いて終わり」にすることです。

もちろん質問は必要です。ただ、司法試験・予備試験の論文対策では、質問対応だけでは足りません。答案を出し、指摘を受け、次の答案で直す。この流れがなければ、答案の癖は残ります。

毎回、最低でも次の3つを決めてください。

  1. 今回の答案で一番大きい減点要因は何か
  2. 次の答案で最優先で直すことは何か
  3. 復習で使う教材・過去問・論点をどこまで絞るか

逆に、この3つが決まらない授業は危険です。授業中は勉強になった気がしても、翌日から何を変えるのかが残りません。

もう一つの失敗は、講師に全部を決めてもらおうとすることです。個別指導は丸投げのサービスではありません。直近答案、苦手科目、受験予定年度、1週間の勉強時間を出した方が、指導は具体的になります。

ローラボの個別指導で確認できること

ローラボの司法試験・予備試験向け個別指導は、オンラインの1対1形式です。基本の流れは、事前課題に取り組み、授業で答案や関連知識を確認し、授業後に復習・解き直しへつなげる形です。

授業では、答案の誤りを指摘するだけでなく、条文・判例・論点のつながり、設問中の事実の使い方、答案構成の優先順位を確認します。初学者には基礎的な短文問題、既修者には司法試験・予備試験の過去問やローラボのオリジナル問題を使い、段階に合わせて進めます。

特に確認しやすいのは、次のようなテーマです。

  • 直近答案の弱点分析
  • 過去問・オリジナル問題を使った答案構成
  • 規範と事実の対応関係
  • あてはめが薄くなる原因
  • 授業後の解き直しによる復習
  • 論証テストを使った基礎知識の確認
  • 社会人・学生向けの学習ペース調整

「いきなり長期で申し込むべきか分からない」という場合は、まず直近答案と学習状況を材料にして、今の課題がどこにあるのかを確認するところからで十分です。

ローラボの個別指導の内容・講師・料金は、サービスページで確認できます。
司法試験・予備試験の個別指導(1対1オンライン)を見る

よくある質問

司法試験・予備試験の個別指導はいつから受けるべきですか?

短い答案でもよいので、一度答案を書いた後が目安です。答案がない段階では、講師も具体的な癖を見つけにくくなります。基本講義を受けながらでも、短文問題や基礎的な答案を書ける状態になったら相談しやすくなります。

月1回の個別指導でも意味はありますか?

意味はあります。月1回なら、毎回「この1か月で何を書くか」「次に直す答案の癖は何か」を決める使い方が向いています。ただし、答案を書かずに相談だけで終わると効果は薄くなります。

答案添削だけでは足りませんか?

添削コメントを読んで、自分で次の答案を修正できる人は添削だけでも進められます。コメントの意味は分かるのに、次に何を書き換えればよいか分からない人は、個別指導で一緒に答案の直し方を確認しやすくなります。

予備校と個別指導は併用できますか?

併用できます。予備校でインプットを進め、個別指導では答案・復習範囲・優先順位を見てもらう形が現実的です。講義を増やす目的ではなく、今ある教材をどう使うかを絞る目的で使う方が向いています。

独学でも個別指導を使う意味はありますか?

あります。独学では、自分の答案を客観的に見る機会が不足しやすいからです。ただし、教材選びから全部を任せるのではなく、直近で使っている教材、過去問、答案を見せた上で相談する方が具体的です。

社会人でも続けられますか?

続けやすさは、回数よりも設計で決まります。仕事と並行するなら、毎週大量に詰め込むより、提出する答案、復習する範囲、次回までの課題を絞る方が現実的です。オンライン完結の個別指導なら、移動時間を削れる点も大きいです。

司法試験のマンツーマン指導・家庭教師と個別指導は違いますか?

1対1で学ぶ点は近いですが、司法試験・予備試験では、答案、過去問、復習計画まで見てもらえるかが重要です。名前だけで選ぶより、答案を材料にして具体的に直す設計があるかを確認してください。

料金相場を見る前に何を確認すべきですか?

1時間あたりの料金だけでなく、答案を事前に見てもらえるか、授業後の課題が決まるか、同じ講師が継続して見てくれるかを確認してください。安さだけで選ぶと、相談だけで終わってしまうことがあります。

相談前に用意しておくもの

個別指導を相談する前に、次のものを整理しておくと、初回から話が具体的になります。

  1. 直近で書いた答案
  2. 解いた年度・科目・問題
  3. 添削コメントや答練の成績
  4. 苦手科目と、苦手だと感じる理由
  5. 1週間あたり現実的に使える勉強時間
  6. 受験予定年度と現在の学習段階
  7. これまで使った教材・講座・答練

「何となく不安です」だけでも相談はできます。ただ、答案と学習状況があるほど、指導は具体的になります。

個別指導を受けること自体が目的ではありません。大事なのは、次に書く答案で何を変えるかです。

独学や予備校で勉強しているのに伸び悩んでいる方は、一度、現在地を確認してみてください。

ローラボの個別指導の詳細を見る

それでは、今日も最後に一言!

今日も、コツコツと最短合格!!

では、また別の記事でお会いしましょう! 最後までお読みいただきありがとうございました。

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